好きだからこそネコは噛む!猫が噛んでくる時の正しい対応の仕方
「飼い犬に手を噛まれる」ということわざがありますが、噛むのはイヌだけでなく、かわいいネコのよくある行動のひとつでもあります。あの子達がナゼ噛むのか、そこにはいろんなワケがあるようです。
ネコが噛む理由で最も考えられるのが、「愛情があるから」です。噛むという行為とは正反対のように思えるかもしれませんが、ネコが飼い主など気を許している人をかむ時は、大抵は「甘噛み」です。
この「甘噛み」は、噛んだ相手の反応によって、敵か味方かを確認するためなのです。相手が逆襲してこなければ、自分を愛してくれていると判断して、安心しているようです。
飼い主に対しては、時々この「甘噛み」で、愛情の確認を行なっているのでしょう。飼っているネコちゃんに急に噛まれたからと言って、大きな声で怒鳴ったり、ぶって制止したりすると、ネコは飼い主に愛されていないと誤解してしまいます。
ネコは元々野生の生き物で、動くものを狙って狩りをしていた時の本能がよみがえることもあります。かわいいからといって、ネコの目の前で手を振ったり、なでたりすると、急に噛み付いてくることがあります。
子ネコの頃からの噛みグセというのもあるのですが、狩りの本能を目覚めさせると、ネコは噛み付いてきます。この時はちょっと強めに噛んだりしますので、驚いて手を引いて、大きなキズにならないように注意しましょう。
けっこうネコは気ままな性格からか、なでられるのはあまり好きじゃないようですので、なでてかわいがる時には、突然の噛み付きには充分注意する必要があります。
では、「甘噛み」してくるネコちゃんのクセを治すにはどうしたらよいのでしょうか?それには、次のような方法があります。
第一に、噛んできたらネコの目を見つめて、痛いということをやさしく伝えることです。やさしく「痛い」と声にして伝えたり、ちょっと突っついてみたりしても気持ちは伝わります。
次に有効な方法は、噛まれた指をそのままネコの口の中へ入れてやるものです。噛まれた時に手を引くと、ネコは更に噛み続けてきますし、噛まれたところにキズがついてしまうこともあります。
噛んだ指などを口の中に押し込まれたネコは、ちょっと苦しい思いをしてしまいますが、これで噛んだらダメなんだというこがわかってくるのです。くれぐれもやさしくやってあげてください。
ちょっと高度な方法としては、ネコ同士で噛んだら痛いということを理解させるものもあります。数匹のネコを一緒に飼って、その子達の習性に任せて噛み合いをさせて、自然に噛んだら(噛まれたら)痛いということを学習させるのです。
いずれにしても、ネコの噛み付きには充分な注意が必要です。その噛む力というのは、人で60kgくらいなのに対して、ネコは100kgくらいで、同じネコ科で体が50倍前後もあるライオンの300kgくらいの、3分の1にも達するのです。
それに、ネコの歯にはいくつかの病気も発生しやすく、イヌに「狂犬病」があるように、ネコでも噛まれると感染症にかかる可能性があります。かわいいかわいいと噛まれたキズをそのままにしておかず、腫れてきたりしたら、すぐに消毒などの処置をした方が良いでしょう。
ネコの歯の病気予防のためには、歯磨きをしてあげるという方法もあります。あまりかまわれたくないネコちゃんですので、少しずつ慣れさせてやる必要があり、どこまでケアしてあげるかは飼い主さんの腕しだいといったところでしょうか。
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